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商品説明
リベラリスト・石橋湛山、巨人・内藤湖南、「王道政治」を「満洲国」に見ようとした矢野仁一、「科学的方法」で中国社会を解こうとした橘樸、そして桑原隲蔵、仁井田陞、宮崎市定、谷川道雄などなど―。東洋史の学統に連なる多士済々の俊秀たちは、いかに中国と格闘したか。その論述をていねいに読み直し、「日本人と中国」という、有史以来の大テーマに挑む力作。
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収録内容
1 | 第1章 石橋湛山―小日本主義と中国社会(「一切を棄つるの覚悟」 |
2 | 中国観の深層) |
3 | 第2章 矢野仁一―王道政治と中国社会(石橋湛山との分岐 |
4 | 「王道楽土」 |
5 | 中国社会の停滞をめぐって) |
6 | 第3章 内藤湖南―「近世」論と中国社会(和漢の「近世」 |
7 | 東洋史学の草創 |
8 | 唐宋変革と中国社会) |
9 | 第4章 橘樸―「ギルド」と中国社会(中国社会を評価する |
10 | 「方向転換」―「ギルド」から「農民自治」へ |
11 | 中国の「ギルド」) |
12 | 第5章 時代区分論争(分岐する視座 |
13 | 「歴研派」 |
14 | 論争をもたらしたもの |
15 | 谷川道雄) |
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