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商品説明
『萬葉集』を木簡や正倉院文書とともに読む。万葉歌が詠まれた時代と場所をさまざまな資料から復元。文芸世界と生活世界との乖離を、仮名表記の差異と変容から読み解く。
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収録内容
| 1 | 第1部 万葉の史的世界(万葉びとと時刻―奈良時代時刻制度の諸相 |
| 2 | 神功皇后の周辺―オキナガの原義と酒楽歌について |
| 3 | 佐保の川畔の邸宅と苑池 |
| 4 | 長屋王家の色彩史―万葉歌、長屋王家木簡に見える色彩語について |
| 5 | 忘れ草と中国古典 |
| 6 | 万葉の時代の日本と渤海) |
| 7 | 第2部 万葉の時代の人物誌(大津皇子とその周辺 |
| 8 | 藤原不比等―その前半生について |
| 9 | 玄〓―入唐留学僧の栄光と挫折) |
| 10 | 第3部 古代越中の諸相(「傳厨」考―富山県高岡市美野下遺跡出土墨書土器について |
| 11 | 気多大神宮寺木簡と「難波津の歌」木簡―高岡市東木津遺跡出土木簡について |
| 12 | 古代越中(越中・能登)地名雑考 |
| 13 | 「荊波の里」についての覚書―地図に描かれた道と表示記載の書字方向についての試論 |
| 14 | 越中の大伴家持) |
| 15 | 第4部 書評(市大樹著『飛鳥藤原木簡の研究』 |
| 16 | 稲岡耕二著『山上憶良』 |
| 17 | 木本秀樹著『越中古代社会の研究』) |
