商品説明
一九八五年、東京理科大生の無口な男がなぜか落語家を志し、桂歌丸の門を叩いた。けっして弟子をほめない歌丸だったが、その陰では無限の愛情を持って弟子を支えていた。不器用な弟子はそれに気づかず、ついには「クビだ」と怒られてしまうが...?数々のしくじりを重ね、悪戦苦闘しながらも、師匠の背中を追い続けた日々。弟子と師匠の三十二年を赤裸々に語る。
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収録内容
1 | 第1幕 入門(直訴 |
2 | おかみさん |
3 | 本当に行くべきか |
4 | 一次面接 |
5 | 生い立ち ほか) |
6 | 第2幕 前座(同期 |
7 | 前座見習い |
8 | 歌丸流、前座の身のこなし方 |
9 | 前座仲間 |
10 | 教育実習には行くな ほか) |
11 | 第3幕 二ツ目(二ッ目前夜 |
12 | 二ッ目昇進 |
13 | まずはおかみさんに |
14 | 「おまえはいったい、誰の弟子なんだ」 |
15 | クビ宣言 ほか) |
16 | 第4幕 真打(真打前のしくじり |
17 | 真打昇進 |
18 | 「真打になったとく、どうするか」 |
19 | 「笑点」でしくじった |
20 | 真打披露興行 ほか) |
21 | 最終幕 それから(初心に返る |
22 | 認めてくれたのかもしれない |
23 | 最大のほめ言葉 |
24 | 師匠のせなか) |
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