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商品説明
南北朝時代以降の朝廷は、室町幕府の支援なくしては成り立ちえないものになっていた。それだけに、応仁・文明の乱によって室町幕府が衰退の道を進んだことは、朝廷にも大きな試練を与えた。そして、朝廷という組織を安定的に存続させるため、天皇は難しい舵取りを余儀なくされたのである。少なからず残されている天皇自身の手になる文書や日記を読み解くことによって、彼らの意識や思考のありようを探り、戦国時代の天皇が何をいかにして守ろうとしたのかについて考えてみたい。
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収録内容
1 | 天皇の戦国時代 |
2 | 1 天皇になること |
3 | 2 天皇の仕事 |
4 | 3 天皇のくらし |
5 | 4 天皇をめぐる人びと |
6 | 禁裏と朝廷 |