商品説明
南洋戦・フィリピン戦で家族を亡くし、孤児となったり、負傷したにもかかわらず、放置されてきた民間人が国の責任を問う裁判。その原告45名の陳述書による被害実態、戦争に起因する精神的被害を診断された28名の診断書・鑑定書から、今も続く戦争被害の重さを伝える。
関連記事
収録内容
1 | はじめに 玉砕戦による民間人犠牲の責任を誰が負うべきか |
2 | 1章 南洋戦・フィリピン戦の民間人被害の国家賠償責任(謝罪と償い)を求めて |
3 | 2章 一審判決、原告らの請求を棄却―被害事実を認定しながら国家無答責論で国の法的責任を免除 |
4 | 3章 “特別寄稿”一審・那覇地裁判決の批判的検討 |
5 | 4章 南洋戦・フィリピン戦とはどのような戦争だったのか |
6 | 5章 南洋戦・フィリピン戦における被害実態―「南洋戦・フィリピン戦」被害・国家賠償訴訟原告45名の陳述書から |
7 | 6章 南洋戦・フィリピン戦に起因する精神的被害の実態―診断書と鑑定書 |