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商品説明
震災は、人と人の“絆”というものがうるわしいだけではなく、いとわしくもあることを示す。その真実に光をあてた本書では、被災地での人生の時間を、創造的な協同作業に活かすことを提案する。
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収録内容
1 | 第1章 いくつかの問題提起(復興支援ソング「花は咲く」への違和感 |
2 | 「生者と死者」は、便宜上の二分法 |
3 | 「必然」よりも「偶然」 |
4 | 「犠牲者」と呼ぶことの弊害 |
5 | 「絆」という言葉の二面性) |
6 | 第2章 堪えがたい“絆”からの解放を求める人びと(行方不明者と身元不明者 |
7 | 帰りたくない人たちとの対話―Mさんと不思議な一団との邂逅 |
8 | 震災を機に、より一層、堪えがたくなる“絆” |
9 | 「愛別離苦」と「怨僧会苦」の真意) |
10 | 第3章 恵まれた“絆”からの自由を求める人びと(「心より、ご冥福をお祈りいたします」の「冥福」って何ですか? |
11 | 「成仏して天国に行ってね」とか「天国でまた会おう」と言うのは変ですか? |
12 | 『般若心経』の読経がなぜ、供養になるのですか? |
13 | 「見守っていてください」というのは、故人の加護を期待しているのでしょうか? |
14 | 自由になればこそ“絆”も深まるという逆境) |
15 | 第4章 やがて生ずべき災害に備えた、新しい“絆”の創案(プライヴェート空間を守るバリア用品の開発を急ぐ |
16 | 学校や家族の“絆”を離れられる協同作業の場を作る |
17 | インド人のトイレ作法に学ぶ |
18 | インドで愛用した行水バケツの思い出) |
19 | 図解 |