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商品説明
『夏の花』で知られる作家・詩人、原民喜(一九〇五‐五一)。死の想念にとらわれた幼少年期。妻の愛情に包まれて暮らした青年期。被爆を経て孤独の中で作品を紡ぎ、年少の友人・遠藤周作が「何てきれいなんだ」と表した、その死―。生き難さを抱え、傷ついてもなお純粋さをつらぬいた稀有な生涯を描く。
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収録内容
1 | 1 死の章(怯える子供 |
2 | 父の死 |
3 | 楓の樹 ほか) |
4 | 2 愛の章(文学とデカダンス |
5 | 左翼運動と挫折 |
6 | 結婚という幸福) |
7 | 3 孤独の章(被爆 |
8 | 「夏の花」 |
9 | 東京にて ほか) |
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