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人間の学としての民法学 1

大村敦志/著

2640円
ポイント 1% (26p)
発売日 2018年07月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2259417
JAN/ISBN 9784000612807
メディア 本/雑誌
販売岩波書店
ページ数 200

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

ロースクールでの実務教育重視の結果、今日、裁判規範としての判例重視が進み、反面として社会問題への関心の希薄化が民法学の中で進んでいるのではないか。一方で、一般市民の間で「法律離れ」が進んでいるようにも見える。市民のものとしての民法、社会の改良を目的とする民法学を改めて考える。1部では民法学と他の学問領域の異同に焦点を合わせる。

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    収録内容

    1 序章 いま、なぜ民法学か?―対象の性質と現在の課題(民法か民法学か―英語・英語学と対比して
    2 ポスト司法制度改革の民法学―いま何が起きているのか?)
    3 第1章 社会と規範―基礎研究としての民法学(規範学としての民法学―デュルケム社会学と進化経済学
    4 モデルとしてのローマ法―19世紀のドイツと21世紀の日本 ほか)
    5 第2章 規範と適用―応用研究としての民法学(法的推論―「民法における論理と利益衡量」
    6 「解釈論」の位相―「近代法のあり方」と「祈りの心」 ほか)
    7 結章 再び、いま、なぜ民法学か?―環境の変化と目的の再定位(社会学・マネジメントとの関係―新しい科学学派は必要か?
    8 「人間=社会」と民法学―誰のための民法学か?)
    9 補論 教養とメチエの間で―学際から「能際」へ

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