本/雑誌
阿修羅像のひみつ 興福寺中金堂落慶記念 (朝日選書)
興福寺/監修 多川俊映/著 今津節生/著 楠井隆志/著 山崎隆之/著 矢野健一郎/著 杉山淳司/著 小滝ちひろ/著
1870円
ポイント | 1% (18p) |
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発売日 | 2018年08月発売 |
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商品説明
2009年開催の国宝阿修羅展は、延べ190万人を超える観覧者を集めた。その巡回展のはざまに、阿修羅像をはじめ9体の仏像を文化財用大型X線CTスキャナで撮影、健康診断が行われた。結果、内部は虫食いもなく、造立当初のまま、「健康」に保たれてきたことがわかった。計測から9年、ようやく膨大な撮影画像データの解析結果が明らかとなってきた。脱活乾漆技法とは何だったのか、合掌手の位置は心木復元でわかったのか、心木に使われた材木の特定など、興福寺、保存科学の専門家、美術史家、仏師、木材研究者ら8人がそれぞれの立場で解説。文化財の未来を見据える。
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収録内容
1 | 1章 X線CTスキャナによる阿修羅像の調査 |
2 | 2章 X線CT調査でわかったこと(X線CTスキャナが見通した天平の超絶技巧 |
3 | 本格化する文化財のCT調査) |
4 | 3章 阿修羅像に隠された三つの顔 懺悔と帰依の造形 |
5 | 4章 阿修羅は合掌していた |
6 | 5章 人工知能を使って心木の樹種特定に迫る |
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