商品説明
研究史上の“些事”にこだわり、一対一に見える源泉に含まれる“見えざる接点”の深層を可視化する試み。漱石に関する比較文学研究で大きな足跡を残す著者、晩年の論文集成。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 自己流“比較文学”と漱石研究 |
2 | 第2章 食材としての孔雀―漱石における想像力の一面 |
3 | 第3章 『吾輩は猫である』とその周辺 |
4 | 第4章 『猫』における「自殺」と「結婚の不可能」―G.ブランデスを手掛かりとして |
5 | 第5章 漱石とレズリー・スティーヴン―Hours in a Libraryを中心に |
6 | 第6章 『ハイドリオタフヒア』とその周辺 |
7 | 第7章 『文学論』本文の検討―冒頭の一句、および「Lives of Saints」を中心に |
close