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商品説明
ペットを飼う人は、何かしらの事情を抱えているものだ。息子が連れてきた捨て犬のおかげで、孤高の彫刻家は心の溝を埋める。都会から離脱した映画監督は、サルデーニャ島でタコと出会う。寒村の初恋は、ペガサスのように山を駆った馬により実る。著者自身、飼い犬と歩き嗅ぎ付けたイタリアの悲喜こもごもがある。ペットと飼い主は、互いを映し合う鏡だ。密やかで切なく、愛おしいエッセイ15編。
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収録内容
1 | 犬を飼う |
2 | 猫またぎ |
3 | 釣り上げて、知る |
4 | 僕の胸の内 |
5 | いつも見ている |
6 | 来年もまた会えるかしら |
7 | 僕が伝えてあげる |
8 | 月の光 |
9 | 憑かれて |
10 | 開いた穴 |
11 | 静かな相手 |
12 | 守と主 |
13 | 要るときに、いてくれる |
14 | 嗅ぎ付ける |
15 | か弱きもの |