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カント批判 『純粋理性批判』の論理を問う

冨田恭彦/著

3520円
ポイント 1% (35p)
発売日 2018年08月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2268313
JAN/ISBN 9784326154562
メディア 本/雑誌
販売勁草書房

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商品説明

「時代の子」としてのカント。その実像とは―カントの超越論的観念論を17~18世紀の精神史の流れの中で捉え直し、明証必然的な理論を標榜しつつも、実は自然科学の知見を密かな基盤としていたことを明らかにする。

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    収録内容

    1 第1章 「独断のまどろみ」からの不可解な「覚醒」―「唯一の原理」への奇妙な道筋
    2 第2章 ロックの反生得説とカントの胚芽生得説―カントが言うほどカントとロックは違うのか?
    3 第3章 カントはロックとヒュームを超えられたのか?―アプリオリ化の実像
    4 第4章 そもそも「演繹」は必要だったのか?―自身の「経験」概念の絶対化
    5 第5章 判断とカテゴリーの恣意的な扱い―カントの隠れ自然主義
    6 第6章 空間の観念化とその代償―議論の浅さとその不整合の意味するもの

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