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商品説明
街歩きのさなかに、ふと感じる、周囲と異なる雰囲気。その正体は、かつて色街だったところ。売防法完全施行から60年。当時を知る人も少なくなった。しかし、いまなお街中には当時の建物が残り、区画が残り、においが残っている。色街は、江戸時代から連綿と歴史を紡いできた場所もあれば、ある日突然できた場所もある。東京都心から近郊まで、訪ねて話を聞いた31エリア。
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収録内容
1 | 東京色街の源流―水運の要衝・鎌倉河岸からはじまる |
2 | 吉原―江戸の初めから現代に続く日本最大級の色街 |
3 | 浅草―人気観光スポットに流れる淫靡な空気 |
4 | 上野―隠れ家だった不忍池池畔の出会い茶屋 |
5 | 根津―幕府非公認の遊廓だった岡場所の本流 |
6 | 深川・洲崎―埋立地に現れた吉原に比肩する遊廓 |
7 | 錦糸町―連綿と続く街娼たちの因縁の場所 |
8 | 神田・秋葉原―江戸の風俗文化、丹前風呂と夜鷹の存在 |
9 | 北千住―江戸から昭和の時代を貫く紅燈の歴史 |
10 | 亀戸―宗教施設と売春施設が共存する特殊性〔ほか〕 |