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商品説明
日本の古代・中世絵画には苦しみ、恐れ、悲しみ、嫉妬、絶望など、世界の暗部をのぞき込むような主題が散見される。本書では絵巻や掛幅画に描かれた闇について、仏教思想や身体観、歴史的事件などを手がかりに「地獄」「鬼と怪異」「病」「死」「断罪」「悲しき女」の各テーマに分けて、よみといていく。日本人は生老病死をどうとらえ、どう描いてきたのか。暗闇からの日本美術入門。
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収録内容
1 | プロローグ 闇 |
2 | 第1章 地獄 |
3 | 第2章 鬼と怪異 |
4 | 第3章 病 |
5 | 第4章 死 |
6 | 第5章 断罪 |
7 | 第6章 悲しき女 |
8 | エピローグ 光ある方へ |