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商品説明
「四十八手」がエロティックな意味を持つようになったのは江戸時代初期。仕掛け人は『見返り美人』の作者として有名な菱川師宣。『恋のむつごと四十八手』を刊行し、後世に続く春画のスタイルを作り出す。本書は、元祖「菱川版」を紹介しつつ、のちの浮世絵師たちの作品にその影響を探る。「日刊ゲンダイ」の人気連載『春画のウラ側』、待望の文庫化。
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収録内容
1 | 第1章 菱川師宣「恋の四十八手」と江戸の性愛の変遷(第一図『逢夜盃』 |
2 | 第二図『思比』 |
3 | 第三図『明別』 |
4 | 第四図『ぬれなづけ』 |
5 | 第五図『四手』 ほか) |
6 | 第2章 時代劇の中の性と春画―若殿から遊女まで(若殿の筆おろし |
7 | 姫君のお輿入れ |
8 | 遊女の品定め |
9 | 夜這いの方法) |
10 | 終章 より深い鑑賞のために春画のギモン |