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商品説明
カント法哲学は、従来カント哲学研究によって『純粋理性批判』や『実践理性批判』において樹立された超越論的哲学ないし批判哲学とは矛盾するものであると否定的に評価されていた。しかし、果してそれは真に正しい評価なのか?最新のドイツ・カント哲学研究を精査し無窮の問いに挑む。カント法哲学の現代的意義を解明する大作が遂に刊行。
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収録内容
1 | 第1部 カント法哲学の継受史、影響史、解釈史および批判哲学における法論の体系的位置づけ(新カント学派の解釈 |
2 | Chr.リッターの所論 |
3 | R.ブラントの所論 |
4 | W.ブッシュの所論 |
5 | K.H.イルティングの所論 |
6 | H・オーバラーの所論) |
7 | 第2部 カント法哲学の超越論的・批判的性格(カント法哲学の批判的・超越論的性格―その解釈論争をめぐって |
8 | F.カウルバッハの所論を中心として |
9 | K.H.イルティングの所論を中心として |
10 | H.オーバラーの所論を中心として |
11 | W.ケアスティングの所論を中心として |
12 | 所有権論の超越論哲学的基礎づけ) |