本/雑誌
帝国日本の科学思想史
坂野徹/編著 塚原東吾/編著
7700円
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発売日 | 2018年09月発売 |
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商品説明
日清・日露戦争、第一次世界大戦、日中戦争から太平洋戦争へと、海外拡張する近代日本において、科学技術は「帝国の道具(ツール・オブ・エンパイア)」であり、拡張を支えるイデオロギーであった。異民族支配や文化接触、地域調査や資源探査、「帝国」内の知的交流...「帝国日本」で科学技術がもった意味と役割の諸相を描き、科学思想史の新たな地平を拓く。
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収録内容
1 | 序章 「帝国日本の科学思想史」の来歴と視角 |
2 | 第1章 戦う帝国の科学論―日本精神と科学の接合 |
3 | 第2章 帝国日本と台湾・朝鮮における植民地歴史学 |
4 | 第3章 帝国のローカル・サイエンティスト―気象学者・中村精男、小笠原和夫、藤原咲平 |
5 | 第4章 植民地朝鮮の新旧暦書をめぐる相克―民衆時間に対する帝国権力の介入 |
6 | 第5章 植民地朝鮮における温泉調査―知のヒエラルキーをめぐって |
7 | 第6章 帝国を船がゆく―南洋群島調査の科学思想史 |
8 | 第7章 米国施政下琉球の結核制圧事業―BCGをめぐる「同化と異化のはざまで」 |
9 | 第8章 トラクター・ルイセンコ・イタイイタイ病―吉岡金市による諸科学の統一 |