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商品説明
アフリカからの難民をイタリアが堂々と受け入れ拒否し、EU内では政権参加するポピュリズム政党が増加、ロシアの軍事的脅威には徴兵制復活の動きで対抗する...。ギリシャの共通通貨ユーロ離脱は一応回避し、一見、落ち着きを取り戻したかのように思える欧州。だが、エリートたちが目指す理想とは裏腹に、普通の人々の不満は鬱積し、むしろ深化していた―。9年半のベルリン特派員経験を持つ著者が、緊張の現場を丹念に取材。米・英に続く、ヨーロッパの「本音化」というべき現象が、EUの協調を崩し、世界の衝突の震源地となる!
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収録内容
1 | 過ぎ去らない危機 |
2 | 第1部 難民とロシア 二つの最前線(レスボス島のEU旗 |
3 | 泥濘のリトアニア軍演習場へ) |
4 | 第2部 右傾化と分断 内在化する脅威(難民受け入れの現場から |
5 | ポピュリズムの実相 |
6 | ユーロが生む貧困と格差) |
7 | 漂流するヨーロッパ |