本/雑誌

新宿「性なる街」の歴史地理 (朝日選書)

三橋順子/著

1870円
ポイント 1% (18p)
発売日 2018年10月発売
出荷目安 メーカー在庫あり:1-3日 ※出荷目安について

仕様

商品番号NEOBK-2284807
JAN/ISBN 9784022630773
メディア 本/雑誌
販売朝日新聞出版
ページ数 11

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

新宿の歓楽街は、酒場、ソープランド、ゲイタウン、女装者のコミュニティ、レズビアンが集まる店などが混在する、他に類のない地域だ。今にぎやかな歌舞伎町界隈はもともと場末で、戦後まもなく都電の停留所が移転してきて栄えるようになった。闇市に起源をもつ飲み屋街がいくつもあり、非合法な買売春が行われた「青線」だった。新宿御苑に近い「二丁目」は、江戸の宿場町・戦前の遊廓・戦後の「赤線」といった男と女の色街の跡地だ。1958年(昭和33)の売春防止法で、買売春が黙認されてきた「赤線」は没落、そこに1960年代末からゲイバーが集まりだして、世界有数の「ゲイタウン」が形成されていく。古地図や写真の中に、街の片隅に、わずかに遺されたかつての「性なる場」の痕跡を掘り起こし、「盛り場・新宿」ができあがる過程を読み解く。

関連記事

    収録内容

    1 第1章 「新宿遊廓」はどこにあった?
    2 第2章 「赤線」とは何か(1)―その成立
    3 第3章 「赤線」とは何か(2)―実態と経済
    4 第4章 「赤線」とは何か(3)―その終焉
    5 第5章 新宿の「青」と「赤」―戦後における「性なる場」の再編
    6 第6章 欲望は電車に乗って―都電と「赤線」
    7 第7章 「千鳥街」を探して―焼け跡・闇市系飲み屋街の記憶

    カスタマーレビュー

    レビューはありません。 レビューを書いてみませんか?

    閉じる

    メール登録で関連商品の先行予約や最新情報が受信できます

    close

    最近チェックした商品