著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
古典はもはや読むに値しないのだろうか、いや、噛めば噛むほど味わい深く、そこには人がものを考えるためのエッセンスが凝縮されている。古典にこそ読書の醍醐味はある。そんな信念のもと、数多ある外国文学・思想を新訳し、文庫シリーズとして刊行する企画を立ち上げた。企画段階では「そんなの夢ですよ」と一蹴され、制作に入ると文学性とビジネスの板挟みに苦悶しながらも、訳者と肩を並べて翻訳を練りに練る。編集長を退いた後も販促イベントを積極的に企画し、市場の活性化をはかる...。道なきところに道を拓く、光文社古典新訳文庫・創刊編集長の奮戦記。
関連記事
収録内容
1 | 序章 救いがたい夢想家 |
2 | 第1章 「週刊宝石」に学ぶ |
3 | 第2章 孤独な読書 |
4 | 第3章 海外旅行が教えてくれたこと |
5 | 第4章 「古典新訳文庫」創刊決定 |
6 | 第5章 翻訳の多様性 |
7 | 第6章 本のフォーマット |
8 | 第7章 ついに発売! |
9 | 第8章 新訳に何ができるか? |
10 | 終章 オフラインのイベントから |