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商品説明
マルクスの『資本論』は、資本主義崩壊の論理を解明し、ケインズの『雇用、利子および貨幣の一般理論』は、マクロの経済安定を図る「有効需要の原理」を確立した。制度化された現代の経済学教育では、こうした古典的な考えは重視されない。しかし今でも、経済危機が訪れるたびに過去に解を求めるのは、時代を画した優れた経済理論の根底には必ず、確たる思想があるからだろう。経済学の古典的名著から学ぶ意義は、現代においても、決して色あせることはない!
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収録内容
1 | 第1章 資本主義とは何か(疎外された労働―マルクス |
2 | 有効需要の原理―ケインズ |
3 | 隷属への道―ハイエク) |
4 | 第2章 経済学はどのように教育されてきたか(サムエルソン『経済学』の登場 |
5 | 教科書にみる現代経済学の変遷 |
6 | 現代経済学の新潮流) |
7 | 第3章 教科書に馴染まなかった人たち(誤解されるシュンペーター |
8 | 大衆に愛されたガルブレイス |
9 | 金融危機のたびに思い出されるミンスキー) |
10 | 第4章 経済学者の思考法を比較する(マーシャルとワルラス |
11 | ケインズとカレツキ |
12 | シュンペーターとケインズ) |
13 | 第5章 自伝を読む(ワルラスの自伝 |
14 | ミルの自伝 |
15 | ロビンズの自伝) |
16 | 付録 読書案内 |