本/雑誌
もどってきた鏡 / 原タイトル:LE MIROIR UI REVIENT (フィクションの楽しみ)
アラン・ロブ=グリエ/著 芳川泰久/訳
3080円
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発売日 | 2018年10月発売 |
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商品説明
ヌーヴォーロマンの旗手であり、実験的な文学を世に出してきた作家による自伝でありながら、自らの作品について文学観を赤裸々に語る、ロブ=グリエ自身によるロブ=グリエ。幼少期の思い出から、デビュー作『消しゴム』執筆時、作家になってからの講演旅行まで、さまざまな自伝的回想と幻想的なフィクションの織り交ぜられた、知られざるロブ=グリエの世界!
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収録内容
1 | 七年後の反復/コラントとはだれだったか?/彼は何しにわが家に来たのか?/八〇年代の反‐知性的な反動 |
2 | 自分について語る/理論はすり減り、硬直する/作者という概念 |
3 | なぜ私は書くのか?/私はここで一つの冒険に身を投じる |
4 | オー=ジュラ対大洋/海の悪夢/ブルターニュでの子供時代 |
5 | ガッサンディ通りの夜の亡霊 |
6 | 小説と自伝/断片にケリをつける/不可能な物語/テクストの操作子 |
7 | これは虚構だ/恐怖/『インド物語集』とブルターニュの伝説/慣れ親しんだ幽霊たちの存在 |
8 | コラントとトリスタン/小説の登場人物たちもまたさまよえる魂であり、そこに彼らの非現実性が生じる |
9 | コラントが私の父を訪ねる/「黒の館」/夜の音/岩石からする鈍い音 |
10 | ケランゴフの家と地下の石油タンク/祖父カニュ/イメージとかけら(カラス)/物語を作り上げる |
11 | 歴史的過去と死/サルトルと自由/新しい小説―この瞬間、内なる闘争〔ほか〕 |
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