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商品説明
「日本一の大闇市場」とも称された神戸三宮の闇市。1945年夏以降、戦災復興とGHQによる占領政策が同時期に進むなか、多様な人びとがひしめき、せめぎあって、神戸の都心は形成された。語り継がれてこなかった当時の人びとの活動を、多角的な調査と資料で生き生きと描き出す、新たな都市空間の近現代史。
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収録内容
1 | 海港都市・神戸をめぐるせめぎあい |
2 | 第1部 戦災と占領―近代都市の戦後(海港都市の近代化 |
3 | 戦災と復興の初動 |
4 | GHQによる神戸の占領政策) |
5 | 第2部 GHQ占領下の闇市(闇市の生成と変容―三宮・元町・湊川新開地 |
6 | 記録・表象にみる闇市) |
7 | 第3部 闇市からの復興(在日朝鮮人のサバイバル―三宮国際マーケット |
8 | 雑業者の台所―三宮ジャンジャン市場 |
9 | 轟音直下のマーケット―鉄道高架下のふたつの商店街 |
10 | 引揚者の拠り所―湊川公園商店街 |
11 | 暮らしと観光の復興) |
12 | 戦後神戸の都市空間とせめぎあい―占領・復興・震災後 |