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武士の起源を解きあかす 混血する古代、創発される中世 (ちくま新書)

桃崎有一郎/著

1078円
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発売日 2018年11月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2295328
JAN/ISBN 9784480071781
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 334

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

武士はいつ、どこで、生まれたのか?七世紀ものあいだ日本を統治してきた彼らのはじまりについては、実ははっきりとした答えが出ていない。かつて教科書で教えられた「地方の富裕な農民が成長し、土地を自衛するために一族で武装し、武士となった」という説はでたらめで、都の武官から生まれたという説は確証がなく、学界は「諸説ある」とお茶を濁す。この日本史における長年の疑問を解消するために、古代と中世をまたにかけ、血統・都鄙・思想に着目し、武士の誕生の秘密を明らかにする。

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    収録内容

    1 序章 武士の素性がわからない
    2 第1章 武士成立論の手詰まり
    3 第2章 武士と古代日本の弓馬の使い手
    4 第3章 墾田永年私財法と地方の収奪競争
    5 第4章 王臣家の爆発的増加と収奪競争の加速
    6 第5章 群盗問題と天皇権威の転落
    7 第6章 国司と郡司の下剋上
    8 第7章 極大点を迎える地方社会の無政府状態―宇多・醍醐朝
    9 第8章 王臣子孫を武士化する古代地方豪族―婚姻関係の底力と桎梏
    10 第9章 王臣子孫を武士化する武人輩出氏族―「将種」への品種改良
    11 第10章 武士は統合する権力、仲裁する権力
    12 第11章 武士の誕生と滝口武士―群盗問題が促した「武士」概念の創出
    13 終章 武士はどこから生まれてきたか―父としての京、母としての地方

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