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商品説明
前半は、当時の東大法学部生たちの様子、安田講堂攻防戦参加者の大学別人数や、攻防戦とこれに続く逮捕・勾留・裁判の模様を描いた、笑いも涙もある闘いの物語。後半は、著名な政治学者、法学部の丸山眞男教授が東大全共闘を「ナチもしなかった」と非難したと報じられた事件を題材に、世に伝えられる史実の危うさに迫った上質のノンフィクション。本書は、著者の体験と豊富な文献を基にした、類書にない東大闘争の記録である。
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収録内容
1 | 第1部 安田講堂戦記(一九六八年秋―東大安田講堂前広場 |
2 | 法学部闘争委員会―安田講堂の学友諸君 |
3 | 前哨戦 |
4 | 安田講堂攻防戦 |
5 | 安田講堂守備隊名鑑 |
6 | 警察留置場 |
7 | 東大裁判 |
8 | 安田講堂攻防戦始末) |
9 | 第2部 丸山教授の遭難(二〇一八年春―東京女子大学丸山眞男文庫 |
10 | 丸山教授の遭難 |
11 | 丸山教授の冤罪序説 |
12 | 法学部研究室封鎖―丸山教授の論理と心理 |
13 | 丸山教授の沈黙 |
14 | 黙る内藤、喋る庄司 |
15 | 死せる丸山、生ける教え子たちを喋らす |
16 | 丸山教授の弁明 |
17 | 民主主義の精神) |