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商品説明
男たちだけの語り物芸能ではなかった。女たちもまた「女舞」の名でそれを担った。新たな視点から幸若舞を照射。中世から近世・明治初期に至る語り物文芸の伝承と変容を追う。芸態・詞章・典拠・他の芸能とのかかわり・テキストなど、50年の月日をかけて著者が詳細に論証する。
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収録内容
1 | 第1章 幸若舞の形成 |
2 | 第2章 幸若舞芸能集団の活動 |
3 | 第3章 幸若舞作品の構成 |
4 | 第4章 『平家物語』と幸若舞作品―「敦盛」の展開 |
5 | 第5章 『曾我物語』と幸若舞作品―「和田酒盛」をめぐって |
6 | 第6章 戦国軍記と幸若舞―「三木」を例として |
7 | 第7章 古浄瑠璃等と幸若舞 |
8 | 第8章 「女舞」と幸若舞の変容―近世幸若舞のゆくえ |
9 | 第9章 甲斐で書写された幸若舞テキスト |
10 | 第10章 キリシタン資料と幸若舞テキスト |