本/雑誌
保持林業 木を伐りながら生き物を守る
柿澤宏昭/編 山浦悠一/編 栗山浩一/編
2970円
ポイント | 1% (29p) |
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発売日 | 2018年11月発売 |
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商品説明
成熟期をむかえる日本の人工林管理の新指標。欧米で実践され普及している、生物多様性の維持に配慮し、林業が経済的に成り立つ「保持林業」を第一線の研究者16名により日本で初めて紹介。保持林業では、伐採跡地の生物多様性の回復・保全のために、何を伐採するかではなく、何を残すかに注目する。北海道道有林で行なっている大規模実験、世界での先進事例、施業と森林生態の考え方、必要な技術などを科学的知見にもとづき解説。生産林でありながら、美しく、生き物のにぎわいのある森づくりの方向性を示す。
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収録内容
1 | 第1章 保持林業と日本の森林・林業 |
2 | 第2章 アメリカ合衆国における保持林業の勃興 |
3 | 第3章 カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州の事例―保持林業が渓流生態系に及ぼす影響 |
4 | 第4章 保持林業の世界的な普及とその効果―既往研究の統合から見えてきたもの |
5 | 第5章 北海道の人工林での保持林業の実証実験 |
6 | 第6章 保持木が植栽木・更新へ与える影響 |
7 | 第7章 保持林業と複層林施業 |
8 | 第8章 諸外国の生物多様性を保全するための制度・政策 |
9 | 第9章 日本における環境配慮型森林施業導入の課題と可能性 |
10 | 第10章 生物多様性の保全を進める新たな手法 |
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