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商品説明
論理的に考えうる第一の問いは「まったくの無か、そうではないのか」であり、第一の真理は「無ではない」であるはずだが、これらは、これまでの哲学において一度も提示されたことがない。従来の哲学は「無」を「存在の欠如」と捉えてきたからである。哲学のすべての歴史(欧米スタンダード)に挑戦する「端的な無」を巡る思索。
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収録内容
1 | 1 存在の呪縛 |
2 | 2 無と存在 |
3 | 3 「思索の事柄」と「無」 |
4 | 4 日本語で哲学すると―存在を問うために |
5 | 5 生の呪縛 |
6 | 6 パルメニデスとメリッソス―存在の時間性をめぐって |
7 | 付論 別の思惟―ハイデガーとエックハルト |