著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
グローバル化が世界を覆い尽くし、今や国境は溶解していくように見える。しかし、ナショナリズムという奇怪な力は、衰えるどころか、ますます巧妙さを増して猛威をふるっている。本書は「九・一一」が勃発した二〇〇一年に書かれた。ISやブレクジットなど、その後の二十年間に起きた国家の枠組みの変化を踏まえ、今に接続する新稿を加えた完全版!
関連記事
収録内容
1 | 第1部 ナショナリズムの近代(ナショナリズム、近代の「病い」か「救済」か |
2 | “自然”と“作為”のあいだ |
3 | ナショナル・アイデンティティとナショナル・ヒストリー) |
4 | 第2部 「国体」ナショナリズムの思想とその変容(基本的な視座 |
5 | 「国体」思想のアルケオロジー |
6 | 「国体」の近代 |
7 | 「国体」の弁証法 |
8 | 戦後「国体」のパラドクス) |
close