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商品説明
『楚辞』の隠された魅力を引き出し、その価値を再認識する―諸作品と屈原との多層的かつ複雑な関係をとらえ直し、「信屈」「疑屈」といった立場にとどまらない、より広い視野からの『楚辞』理解を目指す。
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収録内容
1 | 第1部 楚辞「離騒」の天界遊行とその解釈をめぐって(「離騒」の天界遊行はどのように解釈されてきたか |
2 | シャーマニズム論から見た「離騒」の天界遊行解釈 |
3 | 楚辞「離騒」の天界遊行に見える「上下」について |
4 | 楚辞「離騒」に見える「求索」について―君臣遇合例を中心に |
5 | 楚辞「離騒」の「求女」をめぐる一考察 ほか) |
6 | 第2部 悲劇の忠臣―屈原像の形成(王逸『楚辞章句』以前の屈原評価 |
7 | 楚辞「卜居」における劉〓尹の台詞をめぐって |
8 | 笑う教示者―楚辞「漁父」の解釈をめぐって |
9 | 「無病の呻吟」―楚辞「七諫」以下の五作品について |
10 | 孔子と屈原) |