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商品説明
過酷な戦争体験を経て現れた“戦後”とは何だったのか。鶴見俊輔、上山春平、司馬遼太郎らの思索を手がかりに、近代日本の歩みと戦後史、戦後思想を見つめ直す。「戦後レジームの解体」の只中で、日本社会と“戦後”を複眼的に問い返す気鋭の書評・思想論集。
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収録内容
1 | 第1章 “戦後”とは何かを考える(戦争(=国家の「経済行為」)と個人の関係を問う |
2 | 特攻隊員から平和運動へ |
3 | “戦後社会”の自明性への問いかけ ほか) |
4 | 第2章 日本とは何かを考える(庶民と対話の思想から見つめる日本社会 |
5 | 大衆文化を通して「日本人とは?」を問う |
6 | 「日本」と「日本人」を歴史的視野から問い直す ほか) |
7 | 第3章 思想とは何かを考える(「日本のアイデンティティー」の問題をめぐって |
8 | 鶴見俊輔と「銭湯デモクラシー」―九条擁護の視点をめぐって |
9 | 生活世界から考える二つの視点―鶴見俊輔・内山節・中村桂子を手がかりにして ほか) |