著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
企業社会のしがらみや「強制された自発性」に絡めとられながら、限界をこえるまで働くふつうの労働者たち。そのいびつな社会構造は、今も過労死・過労自殺で斃れる人びとを生み出しつつある。日本を代表する労働研究者が、膨大な数の事例を徹底的に凝視することで日本の労働史を描き出した本書は、現状を変えてゆくための、鎮魂の物語である。
関連記事
収録内容
| 1 | 1章 過労死・過労自殺―ありふれた職場のできごと |
| 2 | 2章 トラック労働者の群像 |
| 3 | 3章 工場・建設労働者の過労死 |
| 4 | 4章 ホワイトカラーとOLの場合 |
| 5 | 5章 斃れゆく教師たち |
| 6 | 6章 管理職と現場リーダーの責任 |
| 7 | 7章 過労死の一九八〇年代 |
| 8 | 8章 過労自殺―前期の代表的な五事例 |
| 9 | 9章 若者たち・二〇代の過労自殺 |
| 10 | 10章 ハラスメントと過重労働のもたらす死 |
| 11 | 終章 過労死・過労自殺をめぐる責任の所在 |
