本/雑誌

いま宗教に向きあう 4

池澤優/〔ほか〕編集委員

2530円
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発売日 2018年12月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2314400
JAN/ISBN 9784000265102
メディア 本/雑誌
販売岩波書店
ページ数 262

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

かつては自明であった宗教と世俗の境界が揺らぐなかで、世界的に宗教にかかわる紛争が起こり、宗教が政治問題になる一方、宗教が宗教という形態をとることなく社会に浸透し、私たちの生活に影響を及ぼしている。宗教的ナショナリズム、イスラームのヴェールと政教分離原則との関係、宗教の社会貢献などの事例を掘り下げ、宗教においてせめぎあう公と私の諸相を描く。

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    収録内容

    1 序論 公共圏と宗教のせめぎあい
    2 1 ナショナリズムと宗教(三つの国の「セキュラリズム」―南アジアからこの語の意義を考える
    3 上座仏教とナショナリズム―国家主導の宗教的ナショナリズム
    4 ボスニアにおける宗教共存の伝統―ポジティブな文化ナショナリズムに向けて
    5 「解放」後韓国の宗教とナショナリズム―キリスト教を中心に)
    6 2 世俗・人権・宗教(欧州人権裁判所におけるヴェールと十字架―イスラームに向きあう世俗的ヨーロッパのキリスト教的な系譜
    7 イタリアの新たな「世俗性」
    8 イスラーム・ジェンダー論の行方―行動する女性たちへ
    9 疑似コロニアルな宗教概念に抗するスカーフ―消費主義時代のトルコを事例として
    10 「宗教の自由」をめぐるアメリカの分断状況―国内の論争を外交政策)
    11 3 宗教の公共化(見えない宗教の力―現代の生命倫理・環境倫理言説の宗教性
    12 宗教の社会貢献―宗教的利他主義の実践と共生社会の模索
    13 公共圏における宗教の社会参加―世界最大の仏教NGO・慈済会の挑戦と試練
    14 市民社会と生命現象―弱さと暴力に向き合う場としての“ラルシュ”共同体運動)

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