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商品説明
はづかしきわが歌なれど隠さはずおのれが過ぎし生き態なれば(昭52記(『齋藤史全歌集』より))。この歌の背後に消えた真実とは...齋藤史の全容―隠蔽や削除、改ざんの過程を検証し、表現者としての責任と覚悟を問う!詳細な資料から齋藤史の実像に迫る渾身の書。
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収録内容
1 | はじめに―二〇一七年六月、「大波小波」の指摘 |
2 | 第1章 齋藤史研究の基礎的な作業として、何をなすべきか(資料環境の変化 |
3 | 『全歌集』編集・収録過程検証の意義 |
4 | なぜ、いま「斉藤史」なのか |
5 | なぜ、戦時下・敗戦直後なのか |
6 | 近代短歌史における斉藤史) |
7 | 第2章 戦時下の短歌は何を伝えたのか(『朱天』刊行の時代に何があったのか |
8 | 『朱天』の短歌から何を読み取るのか |
9 | 敗戦後、『朱天』の評価はどう変わったのか) |
10 | 第3章 『朱天』後の作品の行方(『朱天』後の戦時下の作品の行方 |
11 | 『やまぐに』から『うたのゆくへ』―敗戦後の再出発) |
12 | 第4章 齋藤史から何を知り、何を学ぶのか(短歌創作の姿勢について |
13 | 天皇への傾斜、その源流) |