著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
日本学生三大駅伝とは「箱根駅伝」「伊勢駅伝」「出雲駅伝」を指すが、1970年代までは「箱根駅伝」「伊勢駅伝」、それに「能登駅伝」を指した。文字通り能登半島を一周する「能登駅伝」は、景観と変化に富む一方、3日間で26区間・341.6kmを走破する「日本一過酷」なレースで、全国からトップランナーが集結したが、わずか10年で廃止された。今、50年の時を経て、箱根を凌駕するともいわれた「能登駅伝」の実態を解明し、日本陸上競技史に残る成果を明らかにする。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 「能登駅伝」のはじまり(能登半島国定公園指定 |
2 | 高度経済成長と全国大規模駅伝の廃止 ほか) |
3 | 第2章 「能登半島国定公園指定」記念大会から継続大会へ(第1回大会(昭和43年)「能登半島国定公園指定」記念大会の成功 |
4 | 第2回大会(昭和44年)「早くも地元に定着、日体大二連覇」 ほか) |
5 | 第3章 オイルショックと「能登駅伝」の行き詰まり(オイルショック勃発と日本経済 |
6 | 第7回大会以降の運営の行き詰まり ほか) |
7 | 第4章 「能登駅伝」の記憶(能登路を駆け抜けた選手たち |
8 | 「能登駅伝」を契機に育った選手たち ほか) |
9 | 第5章 「能登駅伝」を語る―2017年シンポジウム(大会の特色 |
10 | 「能登駅伝」がもたらした成果 ほか) |