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ミステリーで読む戦後史 (平凡社新書)

古橋信孝/著

1034円
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発売日 2019年01月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2319400
JAN/ISBN 9784582859010
メディア 本/雑誌
販売平凡社
ページ数 287

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

敗戦後の復興の光と影のなかで、『点と線』『ゼロの焦点』が書かれ、爆発的な人気を博し、推理小説に社会派という新たな流れをつくり出す。さらに、高度成長期へと続く時代のなかで、『海の牙』や『人喰い』、騒音公害を告発する『動脈列島』などの作品が生み出されていく―。ミステリーは謎解きが終われば、それで一応の役目は終わりとなるが、歴史のなかに位置づけることで、時代が抱える問題が鮮明に浮かび上がる。はたして、ミステリーは戦後社会をどう捉えてきたか。まったく新しい読み方で、一〇年ごとに時代を振り返る。

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    収録内容

    1 序章 ミステリーとは何か
    2 第1章 戦後の社会を書く―一九五〇年代まで
    3 第2章 戦後社会が個人に強いたもの―一九六〇年代
    4 第3章 高度成長した社会の矛盾―一九七〇年代
    5 第4章 新たな世代の価値観と家族の再生―一九八〇年代
    6 第5章 時代に取り残された個人―一九九〇年代
    7 第6章 グローバルな社会、そして問われる歴史―二〇〇〇年代
    8 第7章 世界はどこへ向かうのか―二〇一〇年代
    9 終章 ミステリーが語る戦後社会

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