著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
旧樺太豊原、ロシア兵から逃れるため日本人はバスに乗り込み点呼を受けた。しかし朝鮮戸籍の彼の名前は呼ばれずバスを降ろされた...近代日本の国境の北であった大地。サハリン(旧樺太)、アイヌモシリ・旭川から青森へ―「国境」の北への旅。コロニアルな記憶を辿る旅から見えてきた「日本」と「日本人」の自画像...
関連記事
収録内容
1 | 序章 国境の北へ(旅での「出会い」とは |
2 | メディアとしての旅行記・紀行文 ほか) |
3 | 第1章 サハリンと樺太の中間へ(なじみのある旅とは |
4 | 地図というメディア―オホーツク海を中心にしてみる ほか) |
5 | 第2章 アイヌモシリ・旭川のはざ間に(国見の碑からみる上川盆地 |
6 | 北海道の神社と兵村 ほか) |
7 | 第3章 東北への旅と電気の旅が交錯する場へ(サハリンと青森県の、二つの「豊原」 |
8 | シズエさんと私たち ほか) |
9 | 終章 国境の北と「日本人」の旅(「見たい、買いたい、食べたい」を満足させる「目的地」 |
10 | 旅の途中へ) |