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サンデル教授、中国哲学に出会う

マイケル・サンデル/編著 ポール・ダンブロージョ/編著 鬼澤忍/訳

2970円
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発売日 2019年01月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2324669
JAN/ISBN 9784152098320
メディア 本/雑誌
販売早川書房
ページ数 356

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

「他家の羊を盗んだ父親を、正直者の息子は告発すべきか?」自由を重んじる西洋哲学の伝統に照らせば、答えは「イエス」だ。個人の道徳心が、親への忠義に妨げられてはならない。一方、儒教の祖・孔子はこの問いに「ノー」と答える。彼によれば、親は子をかばい、子は親をかばう、これが真の正直さである。一体どちらが正しいのだろう?ハーバード大学の超人気教授にして“ニューズウィーク”中国版が選ぶ「最も影響力のある外国人」、マイケル・サンデル。彼の共同体主義は、孔子、孟子、荘子ら中国古代の賢人たちの教えとどのように響き合うのか?政治、ジェンダー、遺伝子操作など現代の最重要テーマをめぐる気鋭の研究者9人の論考にサンデル教授が応答する、正義論の新展開。

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    収録内容

    1 1 正義、調和、共同体(調和なき共同体?―マイケル・サンデルへの儒教的批評
    2 個人、家族、共同体、さらにその先へ―『これからの「正義」の話をしよう』におけるいくつかのテーマに関する儒教的考察 ほか)
    3 2 市民の徳と道徳教育(市民道徳に関するサンデルの考え方
    4 儒教から見たサンデルの『民主政の不満』)
    5 3 多元主義と完全性―サンデルと道家思想の伝統(ジェンダー、道徳的不一致、自由―中国というコンテクストにおけるサンデルの共通善の政治
    6 満足、真のそぶり、完全さ―サンデルの『完全な人間を目指さなくてもよい理由』と道家思想)
    7 4 人間の概念―サンデルと儒教的伝統(儒教倫理における「人間」を理論化する
    8 道徳的主体なき道徳性についてどう考えるべきか ほか)
    9 5 マイケル・サンデルによる応答(中国哲学から学ぶ)

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