本/雑誌
老いと踊り
中島那奈子/編著 外山紀久子/編著
5280円
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発売日 | 2019年02月発売 |
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商品説明
誰もが避けられない「老い」。年齢を重ねたダンサーを起用したピナ・バウシュやジャドソン教会派、100歳を超えても踊り続けた大野一雄、老いを成熟とみなす能や踊りの分析をとおし、長時間労働と規律化が可能であるがゆえに近代で理想とされた「若い」身体の価値を再考、脱主体、脱近代を孕む身体の可能性を探る。
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収録内容
1 | 老いのパフォーマティヴィティ―老いる踊り手、老いない踊り |
2 | 第1部 踊りの遺産(制作と稽古と継承のはざま―ピナ・バウシュの“春の祭典”が遺したもの |
3 | 老いと舞踊の哲学―絶対的他者としての老者の舞 |
4 | ダンスにおける痛みの身体 |
5 | コンテンポラリーダンス、長寿、人生の意味) |
6 | 第2部 伝統での老いとポスト・ジェネレーション(上演の考古学―メレディス・モンクの“少女教育再訪”とレノーラ・シャンペーン作、出演によるソロ・パフォーマンス作品“メモリーの物置” |
7 | 論説と鼎談―日本舞踊と老い |
8 | 日本における「老い」と「踊り」) |
9 | 第3部 グローバル化する老いのダンスドラマトゥルギー(老女と少女の物語 |
10 | 日本の神話と儀礼における翁童身体と舞踊 |
11 | 老いを巡るダンスドラマトゥルギー―ライムント・ホーゲの終わりなき“An Evening with Judy” |
12 | 大野慶人のレクチャー・パフォーマンス“命の炎”について―「老い」と舞踏はどこで出会う?) |
13 | 番外編(旅立ちの日のための「音楽」(ダンスも含む)) |