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翻訳とアダプテーションの倫理 ジャンルとメディアを越えて (静岡大学人文社会科学部研究叢書)

今野喜和人/編

3850円
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発売日 2019年02月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2330378
JAN/ISBN 9784861106217
メディア 本/雑誌
販売春風社
ページ数 11

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

ジャンルやメディアの区分が消滅しつつある現代において、オリジナル/ソースに忠実であるという規範はどこまで有効なのか。文学や諸芸術における翻訳・アダプテーションの持つ意味を横断的・重層的に考察することで、新たな倫理問題を提起する。

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    収録内容

    1 第1部 翻訳の倫理(馴化された翻訳と澁澤龍彦―法律、政治と文学
    2 ポール・ヴァレリーの翻訳体験をめぐって―ウェルギリウス『牧歌』仏語韻文翻訳から『樹についての対話』執筆へ
    3 ミラン・クンデラと自己翻訳―フランスを介した「一般化」から読み解く作者の意図
    4 削除と伏字―谷崎潤一郎と窪田空穂の『源氏物語』現代語訳
    5 事態把握と翻訳―認知言語学から見た逐語訳とアダプテーションの間)
    6 第2部 アダプテーションの倫理(法の侵害か、モラルの侵犯か―映画『ノスフェラトゥ』と原作『ドラキュラ』をめぐる考察
    7 芥川龍之介と黒澤明の貸借対照表―映画『羅生門』におけるアダプテーション再考
    8 二つの「伊豆の踊子」―翻案(アダプテーション)としての映画
    9 ヌマンシアのアダプテーション―ローマ帝国からセルバンテス、そしてナショナリズムへ)
    10 第3部 アダプテーション研究の可能性(ジェスの「トランスレーションズ」―あるいは創造的な共謀へのいざないについて
    11 ル・ボン「民族心理学」の東アジアにおける受容―李光洙・夏目漱石・魯迅を中心に
    12 古代庭園文化の受容と翻案―寝殿造庭園と「名所」の発生
    13 もの言う農民作家―閻連科の小説に見る倫理
    14 動物と私のあいだ―中上健次『熊野集』「熊の背中に乗って」「鴉」)

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