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商品説明
インドネシアの軍政下で自治を認め、ラバウルでは自給自足を実現し、リベラル派で知られる軍人が理不尽な戦争裁判に立ち向かう。オランダ法廷では無罪になったが、オーストラリアの法廷では禁固十年が宣告されていたため、東京に送還されるも、部下と命運をともにしたいとマヌス島の刑務所に残留した。巻末に伊藤正徳のエッセイを収録。
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収録内容
1 | 第1部 ラバウル幽囚録(戦い終る |
2 | 豪陸軍刑務所 |
3 | 散りたる若ざくら |
4 | 豪軍の判決) |
5 | 第2部 ジャワ裁判の記録(オランダ軍蘭印刑務所 |
6 | インドネシア自爆隊員 |
7 | チビナン監獄の窃盗中隊 |
8 | 霊前にそなえる |
9 | オランダ軍軍事裁判 |
10 | 裁判の記録(陳述書) |
11 | 裁判の記録(弁護弁論と再審裁判) |
12 | 死刑から無罪へ(判決)) |
13 | 第3部 マヌス島回想録(マヌス島豪海軍刑務所 |
14 | 望郷の歌(マヌス島の南東四百キロにある、ラバウル時代の回想) |
15 | 獄内の戦友愛 |
16 | 反省録 |
17 | スカルノ大統領の回想 |
18 | 戦争裁判の概観(あとがき)) |
19 | 及第した陸軍大将―今村均は死刑を免かれた(伊藤正徳) |
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