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収録内容
1 | 固有名の詩学のための序論 |
2 | 第1部 産出性(作者と名前―ドイツ盛期中世俗語文芸における作者 |
3 | 『ジーベンケース』における名前の交換 |
4 | 呼びかけ・主体化・服従化―トーマス・マン『トニオ・クレーガー』における名前 |
5 | リルケ作品における名づけと呼びかけ |
6 | インゲボルク・バッハマン『ボヘミアは海辺にある』における固有名の神話化作用) |
7 | 第2部 虚構性(ヘルダーリンの頌歌『キロン』における固有名の機能 |
8 | ジャン・パウル『自叙伝』における固有名「パウル」 |
9 | ホフマンとディドロ―継承と呼応 |
10 | トーマス・マン『すげ替えられた首』における「体を表す名」と「神話の名」 |
11 | ウィーンの(脱)魔術化―ハイミート・フォン・ドーデラーとインゲボルク・バッハマンのウィーン) |
12 | 第3部 否定性(Nemo mihi nomen―あるアナグラムの系譜 |
13 | ベルリンは存在しない―ウーヴェ・ヨーンゾンにおける境界と名称 |
14 | 断片としての名―インゲボルク・バッハマンにおける固有名の否定性) |