本/雑誌

叛徒と隠士 周作人の一九二〇年代

小川利康/著

4950円
ポイント 1% (49p)
発売日 2019年02月発売
出荷目安 メーカー在庫あり:1-3日 ※出荷目安について

追跡可能メール便利用不可商品です

仕様

商品番号NEOBK-2332432
JAN/ISBN 9784582482232
メディア 本/雑誌
販売平凡社
ページ数 398

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

ハヴロック・エリス、トルストイ、バクーニン、武者小路実篤、有島武郎、厨川白村...一九二〇年代日本、西洋の多様な思想を摂取し、五・四運動以降の中国的現在と苦闘し挫折するなかで、周作人は二匹の鬼を身の内に住まわせる。

関連記事

    収録内容

    1 序論 内なる「叛徒」と「隠士」の葛藤(最期の言葉―「二匹の鬼」という自己認識
    2 二匹の鬼―わが内なるダイモーン ほか)
    3 第1章 日本文化との邂逅―周作人における「東京」と「江戸」(留学前史
    4 「江戸」、「東京」との邂逅―「日本文化体験」 ほか)
    5 第2章 人道主義文学の提唱とその破綻(「その不可なるを知るもこれをなす」―新しき村への共鳴と挫折
    6 「人間の文学」における人道主義の構造 ほか)
    7 第3章 失われた「バラ色の夢」―『自分の畑』における文学観の転換(頽廃派への共感―厨川白村「近代の悲哀」の影響
    8 『自分の畑』における文学観の転換―個人主義の文学へ ほか)
    9 第4章 「生活の芸術」と循環史論―エリスの影響(暗い時代の「予感」―『語絲』創刊以前
    10 「生活の芸術」とエリス―『語絲』創刊以降 ほか)

    カスタマーレビュー

    レビューはありません。 レビューを書いてみませんか?

    閉じる

    メール登録で関連商品の先行予約や最新情報が受信できます

    close

    最近チェックした商品