本/雑誌
平和のために戦争を考える 「剥き出しの非対称性」から (叢書インテグラーレ)
眞嶋俊造/著 広島大学大学院総合科学研究科/編
2090円
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発売日 | 2019年01月発売 |
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商品説明
戦争には、武装し暴力を行使できる者とそうではない者が存在し、テロや人質殺害などの悲劇的状況においても、命の価値の極端な不均衡―「剥き出しの非対称性」が生じている。命の危機を目の前にして、なんらかの意思決定と行動を迫られる極限の状況で、「より少ない悪」を選ぶことは可能なのだろうか。本書では、戦闘用ドローンや子ども兵士など、現代に横たわる「戦争の悪」などについても取り上げる。思考と実践を繋ぐ応用倫理学の視点から、「悪」をどう考え、どう向き合うのか、平和に向けあらたな視座を提示する一冊。
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収録内容
1 | 第1章 「戦争を考える」ということ |
2 | 第2章 「平和」、「戦争」、「剥き出しの非対称性」 |
3 | 第3章 武力紛争の諸相 |
4 | 第4章 子ども兵士と「道徳的罠」 |
5 | 第5章 自殺攻撃の許容可能性 |
6 | 第6章 人質と殺害の暴力 |
7 | 第7章 ドローンと「倫理的」な攻撃 |
8 | 第8章 防衛産業と人々の保護 |
9 | 第9章 道徳的運と「より少ない悪」 |