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商品説明
美術批評の誕生と木版画の再興。高村光太郎「緑色の太陽」のドイツ語多用問題を出発点に、文芸雑誌を手がかりとして、思想と実践の両面から、日本近代美術におけるドイツ受容の道程を辿る。
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収録内容
1 | 序章(高村光太郎「緑色の太陽」を出発点として |
2 | 近代日本とドイツ ほか) |
3 | 第1章 『スバル』―日本近代美術批評の誕生(「緑色の太陽」 |
4 | 明治末期の美術界と文学界 ほか) |
5 | 第2章 ドイツ人美術批評家―マイアー=グレーフェの『近代芸術発展史』(ドイツ人美術批評家への憧れ |
6 | マイアー=グレーフェの『近代芸術発展史』) |
7 | 第3章 『白樺』―マイアー=グレーフェの『ゴッホ論』と武者小路実篤のゴッホ受容(『白樺』のドイツ近代美術受容 |
8 | 『白樺』のゴッホ受容 ほか) |
9 | 第4章 『月映』―近代日本の前衛美術受容と恩地孝四郎(一九一〇年代美術雑誌に見るドイツ美術受容 |
10 | 近代日本の前衛美術受容 ほか) |
11 | 終章(「生の芸術」論争と「絵画の約束」論争 |
12 | 「美術著述家」およびドイツ美術受容者の再評価 ほか) |