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創造された「故郷」 ケーニヒスベルクからカリーニングラードへ / 原タイトル:Создавая родину на чужбине
ユーリー・コスチャショーフ/著 橋本伸也/訳 立石洋子/訳
3960円
ポイント | 1% (39p) |
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発売日 | 2019年02月発売 |
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商品説明
第2次世界大戦の結果、東プロイセンのドイツ人は追放され、ソ連各地から来た移住者が新しい都市を建設することになった。廃墟のなかに「外国の息吹」を感じ、街の歴史に関心を抱く人びと。しかし、1945年以前の歴史を問うことは許されない。過去を抹消しようとする権力と、「わが故郷」への愛着を育みはじめた人びとの相克。冷戦終結後、開放された街にドイツ人たちが到来し、新旧の住人たちが出会うことになる―。
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収録内容
1 | 第1部 ケーニヒスベルクの時代(ピョートル大帝からロシア革命まで |
2 | ロシア革命から第二次世界大戦まで) |
3 | 第2部 カリーニングラード州の成立(第二種立入禁止地区 |
4 | 残留ドイツ人 |
5 | ソヴィエトの移住者たち―カリーニングラード州への大規模移住 |
6 | スターリンのカリーニングラード州建設計画) |
7 | 第3部 スターリニズム末期のカリーニングラード(新たな都市 新たな生活―移住者たちの日常生活 |
8 | 戦後カリーニングラード州農村の日常生活 |
9 | ドイツ人のドイツへの強制移住 |
10 | 戦後、スターリン期における「プロイセン的精神の追放」のための闘い) |
11 | 第4部 ポスト・スターリン期のカリーニングラード(ポスト・スターリン期の記憶政治 |
12 | ペレストロイカとその後―カリーニングラードの開放) |
13 | 結語 遺産はいかに扱われたのか―結論に代えて |
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