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商品説明
魅惑的な仏教美術には死者への想いが込められていた。聖徳太子や源頼朝、藤原道長らの供養などをとりあげ、死と向き合うことの意味をさぐる。作品を生者と死者とのつながりとして捉え、果たしてきた社会的役割を描く。
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収録内容
1 | プロローグ―恐山へ |
2 | 第1章 死を悼む―追善供養の美術(飛鳥・白鳳・天平時代の追善供養 |
3 | 平安時代の追善供養 ほか) |
4 | 第2章 死を想う―逆修供養の美術(貴族社会の逆修供養―あらかじめ生前に供養しておくこと |
5 | 算賀と尚歯会―長寿の祝いと往生への願い ほか) |
6 | 第3章 死に臨む―臨終行儀の美術(臨終行儀の理論と実践 |
7 | 語られた往生 ほか) |
8 | 第4章 死者と生者の出逢い―地上より永遠へ(死者の記憶 |
9 | 往生者の肖像と聖遺物 ほか) |
10 | エピローグ―ヒロシマへ |