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商品説明
日本人は、一度も世界をリードしているという自覚はなかった。しかし、実際には、つねにものづくりの最先端を走っていた。その中心にあるのが、精緻なからくり人形に代表される、日本人の「縮小する技術」「細工する技術」である。日本の文明は、ずっとその底力を持ち続けていた。そんな「日本文明の奇跡」の一端を、日本史の中から解きほぐしてみたのが本書である。
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収録内容
1 | 第1章 世界の最先端を行く縄文時代の技術力(本当はすごい文化があった縄文時代 |
2 | 古代の高層建築・三内丸山遺跡が示唆するもの) |
3 | 第2章 古より現代に受け継がれる“ものづくりの神髄”(世界最大の墳墓「大山古墳」はなぜつくられたのか |
4 | 「三種の神器」に始まる日本刀の技術 |
5 | 出雲大社は古代、超高層建築物だった? |
6 | なぜ、奈良で「十七条の憲法」が誕生したのか |
7 | 「世界最古の木造建築」法隆寺 |
8 | 世界に誇る日本酒醸造と発酵の科学) |
9 | 第3章 歴史を塗り替えた戦国期のテクノロジー(刀鍛冶が鉄砲づくりで切り開いた「日本の中世」 |
10 | 「日本の城」のロマンとテクノロジー) |
11 | 第4章 江戸が世界一の都市になった設計力(家康の都市改造が江戸の繁栄と明治の躍進をつくった |
12 | 「和算」が築いた江戸の成長と明治の奇跡の発展 |
13 | 江戸時代の天文学は世界の先端だった |
14 | “江戸の華”火事が、江戸の都市構造を変えた) |
15 | 終章 明治以降の“奇跡の発展”を支えた理系の力(寒村だった横浜村が「日本の玄関」になったからくり |
16 | グラハム・ベルが予言した「日本の未来のエネルギー」 |
17 | 「乾電池」の発明が日清戦争の勝利を決定づけた |
18 | 日本のお家芸「小さなものづくり」が未来を変える) |