本/雑誌
マイノリティが見た神々の国・日本
ケニー・フリース/著 古畑正孝/訳
1870円
ポイント | 1% (18p) |
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発売日 | 2019年03月発売 |
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仕様
商品番号 | NEOBK-2341393 |
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JAN/ISBN | 9784991044113 |
メディア | 本/雑誌 |
ページ数 | 309 |
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商品説明
原題にある「神々の国」(the Province of the Gods)とは、ラフカディオ・ハーンの著作より引いたものである。ハーンもまた隻眼の人であったが、著者に至っては、身体障害者であり、かつLGBTでもあり、そしてHIV患者であり、さらに日本においてはガイジン(ユダヤ系米国人)として見られ、いわば究極のマイノリティと言っても過言ではない。その著者が、日本では、米国社会にはない不思議な「居心地の良さ」を感じ、その背景に、日本神話の中には「障害を持つ神」がいることに着目する。そして、この印象の深層を掘り起こすため様々な人々と出会い、全国各地を訪ね歩く。しかしそれは、人生最大の苦難に遭遇し、深い暗闇の中から抜け出すための、癒しの旅でもあったのだ。究極のマイノリティによる日本印象記。
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収録内容
1 | プロローグ:神々の国で |
2 | 1 浮遊(玄関 |
3 | おみくじ |
4 | バリアフリー ほか) |
5 | 2 遠く離れて(宣告の前 |
6 | 宣告の後) |
7 | 3 世界(名残 |
8 | 二羽の片翼の鳥 |
9 | 歴史は創られる、または蛭子の言うこと ほか) |
10 | エピローグ:行列 |