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商品説明
その「十三文字」が日本仏教を大きく変えた―。「南無阿弥陀仏」と称えれば、どんな人間でも往生できると説いた法然。「南無妙法蓮華経」と唱えれば、その身のまま成仏できると説いた日蓮。末法の世に生まれた二人は、迷い悩む衆生を等しく救うべく、独創的な仏教をつくりあげた。念仏と唱題の違い、社会に与えた衝撃、“犬猿の仲”の理由など、今なお生きる両者の教えを比較すれば、日本仏教の奥深さと真髄が見えてくる。
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収録内容
1 | 序章 法然vs.日蓮―生涯と思想形成 |
2 | 第1章 念仏vs.唱題―専修一行への道 |
3 | 第2章 無量寿経vs.法華経―所依の経典 |
4 | 第3章 神祇不拝vs.法華経護持―神の存在 |
5 | 第4章 個人vs.社会―国家や社会との関係 |
6 | 第5章 来世vs.現世―浄土の在処 |
7 | 第6章 諦念vs.格闘―苦の受容 |
8 | 第7章 否定vs.肯定―自己認識 |
9 | 終章 法然vs.日蓮―二人の共通点 |